文部科学省事業「第1回 彩の国 Komvuxプラットフォームシンポジウム」にて パネルディスカッションに登壇
3月10日、埼玉大学で開催された
文部科学省事業「第1回 彩の国 Komvuxプラットフォームシンポジウム」にて
パネルディスカッションに登壇させていただきました。
Komvux(コムヴックス)とは、
スウェーデンにおける自治体運営の成人教育機関
(Kommunal vuxenutbildning)のことで、
日本でいう リカレント教育(学び直し) に近い考え方です。
本シンポジウムには
文部科学省、埼玉大学、埼玉県立大学、ものつくり大学、
埼玉県産業技術総合センター、さいたま市産業創造財団、
株式会社日さく、株式会社オリジン、そして大村商事株式会社など
産学官の多くの団体が参加されました。
プログラムは前半が講演、後半がパネルディスカッション。
私は後半のパネルディスカッションに登壇しました。
テーマは
「リカレント教育の現状と未来への展望」
まず、当社の組織づくりについてお話ししました。
私たちが大切にしているのは
「愛のある強いチーム」づくりです。
この考え方は
「人間関係(愛)」と「目標意識(強さ)」の
2軸で考えています。
すると組織は次の4つに分かれます。
①人間関係〇+目標〇
→ 愛のある強いチーム
②人間関係〇+目標×
→ 仲良しクラブ
③人間関係×+目標〇
→ 一匹狼の集まり
④人間関係×+目標×
→ 烏合の衆
当社では
社員同士の信頼関係を高めるために
「大村商事フィロソフィー」
地域やお客様への価値提供のために
「おもしろ地域SDGs」
この2つの考え方を大切にしています。
また現在受講しているプログラムの学びとして
次の3点もご紹介しました。
①
「経営にはレコードのA面とB面がある」
(埼玉大学 宇田川教授)
A面:決算書などに表れる有形資産
B面:ブランド価値・信頼・人間力などの無形資産
企業経営は
この両面のバランスが重要です。
②
10年後の視点に立って今を考える
③
リーダーシップ・サークル・プロファイルを活用し
1人につき14名からフィードバックを受け
自分の強みと弱みを客観的に理解する取り組み
最後に
「これからのリカレント教育をどう考えるか」
という質問をいただきました。
私はこうお答えしました。
これからの少子高齢化、
そして人生100年時代だからこそ
福沢諭吉の『学問のすゝめ』が改めて大切になる
と思います。
「天は人の上に人を造らず
人の下に人を造らず」
と言われますが、
実際には
学ぶかどうかによって
人生に大きな差が生まれます。
現在は人生100年時代。
平均寿命は延びていますが
健康寿命との差が広がるほど
医療や介護など
社会の負担は大きくなります。
そこで大切なのが
平均寿命と健康寿命を近づけること
その一つの方法が
高齢者が趣味のように楽しく働ける社会
だと思います。
そのためには
スキルや知識を学び直す
リカレント教育(学び直し)
が重要になります。
では何を学ぶべきか?
私は歴史学者
アーノルド・トインビーの言葉を参考にしています。
民族が滅びる原因は
①夢・理想を失うこと
②心の価値を失うこと
③自国の歴史を失うこと
と言われています。
だからこそ
・哲学(人生観)
・IT・金融リテラシー
・心理学・コミュニケーション
・日本や地域の歴史
こうした学びが
人生や社会を豊かにしていくのではないでしょうか。
今回、さまざまなお立場の方から
多くのご意見を伺うことができ、大変勉強になりました。
このような貴重な機会をいただいた
埼玉大学の皆様、関係者の皆様に
心より感謝申し上げます。
今後とも
三方良しの精神で精進してまいります。
大村商事株式会社
代表取締役 大村相哲
~関連リンク~
彩の国 Komvuxプラットフォーム https://www.saitama-komvux.jp/
埼玉大学 https://www.saitama-u.ac.jp/seminar_archives/202602241530.html
文部科学省 https://www.mext.go.jp/content/20250624-mxt_syogai03-000040006_1.pdf